【小論文】苦手な人もこれで乗り切れる!うまくまとまる教員採用試験の小論文の構成

筆記試験対策

論文試験の対策に取り組んでいるんだけど、字数に届かなかったり逆に入りきらなかったり、時間が足りなかったりで…

くま太です。
小論文の字数や時間がうまく収まらない原因は、主に書く時の構成にブレがあることが挙げられます。
内容はテーマによって異なりますが、構成を共通化することは可能ですので、この記事を参考に練習してみましょう。

小論文は、3~4段落を基本にして考えよう!

小論文では、あなたの考えをしっかりとした根拠や具体例を添えながら述べていく必要があります。全体としては、①あなたの考え・主張とその理由→②あなたの考えを教師としてどのように実践するのか→③まとめ、という流れになることが多いと思います。

こうしたことを限られた字数の中で過不足なく表現する必要があります。どこかの項目が長くなりすぎたり、短くなりすぎたりすると、全体のバランスが取れなくなり、結果、字数が合わなくなってしまいます。

ですので、ますはひとつの項目を200字程度で1段落ずつ書くという意識を持ってみましょう。上記の①~③の項目を200字ずつで書けば、全体は600字になります。もし800字が制限字数の場合は、②の項目を2つの視点から書くことでうまくいきます。1000字の場合は、1段落当たりの文字数を250字程度に広げるとよいでしょう

このようにして、いつも必ず決まった構成・段落数で書くことで、書ける字数が安定し、また書くのにかかる時間にも大きなブレがなくなります。

3~4段落で小論文を書くときのポイントと実践例

では、実際に3~4段落で小論文を書くときに、どのように進めていけばよいのか、一例を挙げながら見ていきたいと思います。今回は、「子どもの主体性を引き出すために、どのような取り組みをしたいか?」をテーマにして考えてみましょう。

第1段落 あなたの考え・主張とその理由を書く

まず、第1段落に書くことは、あなたの考え・主張とその理由です。まずは、あなたの考え・主張を冒頭に書きます。つまり、出されたテーマに対して1文で答えるとするとこれになる!という内容を書きます。例えば、「私は、子どもの主体性を引き出すために、自己肯定感を高める教育活動に力を入れて取り組みたいと考えています。」といった具合です。

その次に、あなたがそのように主張する理由を書きます。できるだけ丁寧に、わかりやすく書くことです。難しい言葉を並べる必要はありません。むしろ、「主体性」や「自己肯定感」という言葉をしっかりとかみ砕いて、丁寧に説明することが必要です。例えば、自分で責任をもって行動する力を身につけるためには、自分の行動に自信を持つことが必要→そのためには普段の教育活動の中で自分の行動を認めてもらう経験が不可欠→たとえ失敗しても再チャレンジできるような子どもを育てる取り組みをしたい、のように1つずつステップを踏むイメージで理由を積み上げていきましょう。

第2段落(+第3段落) あなたが教師になったときに行いたい取り組みを具体的に書く

第2段落では、あなたが実際に教員になった際に取り組みたいと思っている教育や教育活動について、具体的に書きましょう。ポイントは、理想を書くのではなく、実際に実現可能そうな具体的な内容を書くことです。

書く時には、自分の立場を具体的に定めることです。教員にはいろいろな職務内容があります。主なものとしては、学級経営者の立場、授業担当者の立場、その他、生徒指導や生活指導担当者や部活動指導担当者など、子どもたちの前にいろいろな立場で立つことになります。テーマに合わせて、書きやすいように立場を設定すると、具体性を出しやすくなります

4段落構成にする場合は、あえて2つの立場から1段落ずつ書いてみるとよいでしょう。(1段落で述べたことを踏まえて)「こうした教育を実現するために、私は2つの取り組みを行っていきたいと思います。1つめは、学級経営の視点から・・・。(段落を変えて)2つめは教科指導の視点から・・・。」のような形です。多様な視点から描くことで、柔軟性もアピールできます。ただし、「自己肯定感を高める→主体性を引き出す」という軸はぶれないようにしましょう。

最終段落 全体の内容を振り返り、あらためて自分の考えを述べる

最終段落では、まずは全体の振り返りを行います。具体的には、第2段落(+第3段落)で述べた内容が、第1段落で述べた内容とうまくつながっているということを確認できるように書くことです。

例えば、「以上のような活動を行うことで、子どもたちが自発的にお互いを褒め合える学級を作ることができ、また失敗を恐れない環境を整えることができます。そして、活動を継続していくことで子どもたちの1人ひとりの自信につなぐことができ、責任を持った行動がとれるようになると思います。」といった形です。

そのうえで、最後に自分の考えをもう一度述べましょう。「私は、このように、子どもたちが自己肯定感を高められる取り組みを行うことで、子どもたちの主体性を引き出していける教員になりたいと考えています。」といったまとめかたになるでしょう。

実践例を参考に、一度、小論文を書いてみよう

今回は、「子どもの主体性を引き出すために、どのような取り組みをしたいか?」をテーマに解説してみました。もし小論文に苦手意識があるという人は、一度、同じテーマで小論文を書いてみましょう。今回は、「自己肯定感」を軸として例を作りましたが、ここはあなたの考えに変えてみてくださいね。

初めは時間がかかっても構いません。今回の構成方法を使っていろいろなテーマで繰り返し練習していくことで、だんだんと早く書けるようになると思います。また、第2段落(+第3段落)で書く内容も、自分の得意な鉄板ネタが出来上がってくるはずです。そうなってくれば、教員採用試験の小論文も中級者レベルですので、まずは自分のスタイルを固めて、時間内で収められるように練習していきましょう。

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