【模擬授業対策】教員採用試験で受かりやすい模擬授業と受かりにくい模擬授業

場面指導・模擬授業対策

くま太塾長!
教員採用試験対策で模擬授業の練習を進めてきたんですが、自分の模擬授業が試験で通用するか心配です…。
試験に受かりやすい模擬授業ってあるんですか??

教男くん、しっかり対策がすすんでいるようだね!
でも、ある程度進むと自分のやり方があっているのか気になる気持ちもよくわかるよ。
今日は、試験で受かりやすい模擬授業について一緒に考えてみよう!

教採の模擬授業は、授業ではなく試験であることを意識せよ!

もしあなたが、人前に立って話したり子どもたちを授業の流れに乗せたりすることが得意で、教育実習でも高い授業評価をもらえるタイプの人だとしましょう。では、あなたがその授業のままで教員採用試験に受かるのかと言われれば、そうとも限りません。

なぜなら、教採における模擬授業は、授業ではなく試験であるからです。試験である以上は、面接官に評価される授業をする必要があるのです

実際の授業では、授業を受けているのは目の前の児童生徒です。児童生徒との授業外でのコミュニケーションであったり、子どもたちの心をつかむ話術であったり、教室全体の様々な要素が授業の成否を分けます。そして、気づかぬうちに子どもたちの発言や教室の雰囲気にあなた自身が助けられることで授業がうまくいっているのです。

ところが、教員採用試験では、多くの場合、教室にいるのはあなたと採点者だけです。しかも、採点者は何の反応もしてくれません。実際の教室と試験会場は状況が全く違います。そうした状況をしっかりと想定し、採点者の評価を得られる模擬授業をすることが合格するためには必要です。

教員採用試験に受かりやすい模擬授業とは?

まずはどんな模擬授業を行うにしても、基本的な部分をしっかり押さえておく必要があります。授業の展開や間の取り方など、基本的なテクニックの部分ですね。それについては、下記記事で解説しましたので参考にしてください。

次に教員採用試験に受かりやすい模擬授業はどんな授業かを考えてみましょう。あなたの模擬授業を採点するのは、当日、あなたの前にいる採点者の人です。仮に3人ぐらいいるとしましょう。その3人が3人とも100点をつけるような授業ができればよいのですが、実際問題としてそれは不可能でしょう。

なぜなら、「良い授業の基準」というものは、人それぞれ違うからです。基本の部分を押さえていることは当然としても、それ以外の部分についてはどうしても好みが別れてしまうからです。ですから、ある採点者が100点をつけた授業が、別の採点者から見れば30点だった・・・ということも、極端に言えばあり得ます。

では、どんな授業をすればよいのかというと、平均点が高くなるような授業です。一人の採点者が高得点をつける授業よりも、万人受けするオーソドックスな授業の方がよいと言えます。いわゆる「ネタ」を仕込むような手の込んだ授業を思いつくこともあると思いますが、そうした授業ほど好き嫌いが別れてしまいます。授業の展開であなたの個性を出すよりも、授業に臨む姿勢・熱意・立ち振る舞いであなたらしさを出すことをおススメします。

また、これは必ずしも当てはまらないかもしれませんが、採点者は割と年配のことが多いと思います。こうした点から考えても、変に奇抜なアイデアを授業の中に持ち込むよりも、多少平凡でも堅実で基本のしっかりとした授業のほうが評価される傾向にあります。あくまでも参考程度ですが、意識しておくとよいかもしれません。

減点ポイントをいかになくしていくかが重要

模擬授業やロールプレイなど、実演系の試験では、加点よりも減点を意識するほうが高得点につながります。

例えば、5項目×10点の合計50点満点で採点しているとしましょう。そのうちの1項目が目を見張るほど優れていて、本当はそこだけで20点くらいあげたいと思っても、最高で10点しかつけてあげられません。逆に、劣っている項目があれば、そこは容赦なく減点されます。結果、すごく目を見張る部分があったにもかかわらず、採点基準に照らしてみると得点は低くなってしまうということもよくあります。

したがって、自分得意な部分や秀でている部分をさらに伸ばすよりも、弱点の部分をなくして減点されないようにする方が得点率は高まります。特別に目立っていいところがなくても、すべてにおいて隙のない授業を目指した方がよいということです。平均点が高い授業とは、減点が少ない授業だとも言えます。

まとめ:万人受けする模擬授業を追求しよう

教員採用試験で合格できる模擬授業は、一言でいえば、誰もが70~80点をつけてくれそうな万人受けする授業ということになります。奇抜なアイデアや一発逆転のネタを繰り出しても、それを評価してもらえるかは採点者との相性次第ということになってしまいます。特に「授業」という性質上、採点者の先生方にもそれぞれこだわりやポリシーがあります。そうした部分をなるべく避けて、特別好きでもないけど嫌いでもなく、オーソドックスにすべてがこなせていると思ってもらえるような授業をするのが、平均点を上げるコツです。

単元の内容をつかんで授業のめあてをしっかり定め、導入・展開・まとめをしっかりと構成すること、つまり教科書通りの授業をすることです。そして、授業に臨む姿勢・熱意、教師らしい立ち振る舞いなど、授業内容以外の部分で自分らしさを存分に発揮すれば、合格点を取りやすい模擬授業ができるはずです

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