【模擬授業】まずは基本から!教員採用試験の模擬授業対策

場面指導・模擬授業対策

教員採用試験で模擬授業をしないといけないんだけど、どんな風に対策していけばいいんだろう…

塾長のくま太です。
模擬授業をしたことはあっても、教員採用試験となると、また違った対策が必要ですよね。
ここでは、教員採用試験での模擬授業対策について、押さえておきたい基本事項を解説します!

教採での模擬授業の出題形式

教員採用試験で課される模擬授業には、さまざまな出題形式があります。

まず大きく分けて、課題が当日に与えられるパターンと、事前に課題が出されて準備していくパターンがあります。また、事前準備が必要な場合、授業をするだけでなく指導案の作成も課されている場合があります。

模擬授業を行う時間は、5分から15分程度に設定されることが多いと思います。通常の授業時間より短いですので、その時間内でできることをしっかりと見極めて、面接官にアピールすることが必要です。

また、模擬授業の後に面接官からの質問があったり、そのまま個人面接へと続いていく場合もあります。例えば模擬授業の内容についてや、時間内ではできなかった全体の授業構想など、模擬授業に関する質問が予想されますので、その点についても意識しておきましょう。

これを押さえればOK!模擬授業対策の基本

授業展開のパターンを固定する!

事前に授業の準備ができる場合には、本番までに模擬授業案を作り込んでいくこともできますが、当日に課題が与えられる場合だとそういうわけにもいきません。しかし、少なくとも、制限時間についてはわかっていると思いますので、その時間内での授業展開のパターンを決めておきましょう。

例えば、5分の模擬授業であれば、導入から展開に入るところくらいまでで時間が来てしまうと思います。「冒頭で児童・生徒の興味を惹く話題を提供し、それについての発問をして児童・生徒の意見を引き出し、本題に入るところでめあてについて板書し、本時の授業で行うことを全体に説明する」ところまでやれば5分になるという感覚を身につけることです。

このように、制限時間内での授業パターンをあらかじめ決めておけば、無駄な時間をなくし、その時間内でのパフォーマンスを最適化することができます

児童・生徒とのコミュニケーションを重視する!

新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」がキーワードですね。したがって、模擬授業でもこの「対話的」の部分を意識することが必要です。

初心者がやってしまいがちな模擬授業は、与えられた時間を演説のように一人で使ってしまうことです。もちろん、目の前には面接官しかいない場合が多いと思うのですが、それは無視して、目の前に子どもたちが座っていると思って、発話・発問・対話を行うことが重要です。

発問しても返答はもちろんありませんが、そこは恥ずかしさを捨てて、しっかり演技することです。慣れてくれば、恥ずかしさなんて消えていきますので大丈夫です。

逆に一人で勝手に返答も操作できますから、自分の授業展開にとって都合のいいように、子どもたちの反応を作り上げてしまえばいいのです。本当は自分が一人で作り上げた展開なのですが、あたかも児童・生徒との対話を中心にして授業が進んでいるかのように演出すればいいのです。

本当の教室空間をイメージして実演する!

おそらく、本番の模擬授業の際には面接官はそれほど遠くない位置であなたのことを見ていると思います。だからといって、面接官に聞こえる程度の声量でいいわけではありません。当然、教室の後ろまで届く声で、はきはきと話すことが必要です。

目線も同じことで、面接官に目線を合わせて授業していてはいけません。本当は、教室の後ろまで児童・生徒がいるわけですから、視線も教室全体を見渡すようにしましょう。

また、黒板の前に直立不動というのも、あまり良い印象は与えません。子どもからの発言があれば、そちらの方に体を向けたり1歩近づいたり、15分などの長めの時間設定であれば、状況を作って机間巡回をしたりすることも必要でしょう。

独り芝居である以上、自分のペースで授業は進めていくのですが、面接官から見た時には子どもたちを中心として授業が展開しているように見せることが重要です。言葉以外の部分でも、子どもたちとコミュニケーションをとっている様子を授業内に盛り込んでアピールしましょう。当たり前のことですが、授業は子どもたちのためにあるのですから、その点を意識することです。

まとめ

模擬授業を行う時の基本は、一言でいえば、教員になりきって教室に子どもたちがたくさんいるかのように意識して授業をすることです。

面接官は、あなたが本当に教員として子どもたちの前に立つことができるのか、その力が十分に備わっているのかを見ています。自信がなさそうだったり、声が小さかったり、暗かったり…ということでは、まず合格点に達しないでしょう。

逆に、面接官に、これならすぐにでも子どもたちの前に立ってもらって大丈夫!と思わせれば勝ちです。もちろん、授業の質や内容(教科の専門性や授業内容の秀逸さ等)も必要なのですが、まずはあなたの実演が、授業としての最低限の形を保てていることが大切です。ここで紹介したことを意識しながら、自分らしさをプラスアルファできれば合格は近づくでしょう。

模擬授業の細かなテクニックや発話法などは、また別の記事で紹介していきたいと思います

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