【実技試験】教採の実技試験の基本と合格に近づくための心構え

教員採用試験情報

くま太先生!
教員採用試験の実技試験で高得点を取るには、どうすればよいか教えてください!

実技試験は実態がわかりづらいので、なかなか対策もしづらいですよね…。
でも、経験上、合格に近づくための心構えのようなものはあるので、実体験も交えながらお伝えしたいと思います!
特に実技試験に自信のない人は、参考にしてみてくださいね!

まずは過去問や実施要項で基本情報と持ち物をチェック

実技試験は、受験者にとって手間のかかる試験ですが、実施する自治体側にとっても手間のかかる試験です。ですので、基本的には前年度からの大きな変更は起こりにくい試験でもあります。過去問からの情報を重視して対策していくことが基本となるでしょう。

実施要項などの文章情報だけでは実際の状況がわかりにくい部分もたくさんありますので、可能であれば経験者から情報を入手しましょう。

また、実技試験では楽器であったり運動着であったり、自分で持参しなければいけないものが指定されていることが多いです。当日に持参することを忘れないのはもちろんのこと、実技試験の練習をするときには必ず試験当日に使用する道具で行いましょう。慣れた道具を使うことが当日の安心感にもつながります。

実技試験は最後まであきらめないことが肝心!

大きな失敗をしたと思っても合格できる可能性は十分ある!

実技試験は一回勝負になることがほとんどですよね。ときには緊張から、思わぬ失敗をしてしまうことがあります。しかし、失敗したからといってそこであきらめてしまっては絶対にダメです。私が関わってた過去の合格者の中にも、実技試験で失敗したにもかかわらず合格している人が結構います。一例をご紹介します。

中学校の家庭科の実技試験を受けたAさんのお話です。

被服の実技試験ではハーフパンツの製作が課題で出されましたが、布の方向を間違えてしまい、他の受験者が縦じまのハーフパンツを完成させる中、一人だけ横じまのハーフパンツを作成してしまいました。大きな失敗に少し心を乱しつつも、残りの調理の実技も最後までやり遂げました。結果、合格を勝ち取ることができました。

試験終了後、Aさんは絶対に落ちたと思って、試験会場から駅まで涙をぼろぼろ流しながら帰ったそうです。しかし、後から成績を開示してみたところ、被服の実技の結果は平均点よりも高く、自信のあった調理の点数のほうが逆に非常に低くなっていました。

つまり、一人だけ模様が逆のハーフパンツが出来上がったというのは、本人からすれば大きな失敗のように思えていたのですが、実際の採点には大きな影響がなかったということです。

たとえ見た目に派手なミスをしでかしたとしても、ミスの数としてはたったの1つです。決してあきらめることなく、最後まで続けることが大切です。ミスをしても動揺しないメンタルづくりも重要だと言えます。

ひとつを極めるよりも、すべてを基本に忠実に教科書通りこなすこと!

当たり前のことですが、教員採用試験の実技試験は、あくまでも教師になるためも試験です。例えば小学校でピアノ演奏の実技があるとして、見られているのは教員としてふさわしいだけの演奏力があるか、伝える力があるかというところがであって、演奏家としての力を見られているわけではありません。

つまり、基本に忠実にミスなく演奏した場合と、プロ並みの演奏力で素晴らしい演奏をした場合とを比べてみたとき、点数に大差はないと考えられます。どれだけその分野の実技を極めてプロのような実力を身につけたとしても、あまり意味はありません。基本の技術をしっかり身につけているだけで十分に合格点がとれるので、それ以上の技術を身につけても意味がないことになります。

ですので、これは模擬授業などにも言えることですが、変にインパクトを残すよりも基本に忠実で教科書通りの実技・演技をすることが合格に近づくために必要なのです。

児童や生徒に「お手本」を見せるという意識で実技試験に臨むのがちょうどよいということですね!無駄なテクニックは必要なし!

実技試験の対策は、長い目で計画的に

自治体や受験する教科によっては、複数の実技試験を課されている場合も多いと思います。なかには、必ずしも得意とは言えない実技を試験でやらないといけないという人もいるでしょう。

どんな技術も、一朝一夕で身につくものではありません。また、実技試験の練習には場所や器具など、特別な条件が必要な場合もあり、急に思い立って練習することが難しいものも多いです。直前に慌てることなく、しっかりと準備を進めていく必要があります。

また、1人では進めにくい部分もあると思いますので、仲間と集まって対策したり、可能であれば採用試験合格者の先輩や大学の先生などの力も借りながら進めていくことをおススメします。利用できるものや人はしっかり利用しつつ、そうした支援に対する感謝の気持ちも忘れずに!

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