【新型コロナ】教員採用試験の内容変更にどう対処する?試験の合否への影響をどう見る?

教員採用試験情報

塾長のくま太です。
新型コロナウィルスの影響で、各地の教員採用試験の内容や実施方法にも変更がでてきています。
突然の変更に動揺している人も多いでしょう。
実施内容や試験方法の変更は、採用試験の結果にどんな影響が出るのか、心配している人もいると思います。
ここでは、これまでの経験から試験内容の変更が受験者に与える影響について考察してみました。

※以下、この記事の内容は、あくまでこれまでの筆者の経験に基づく予想・考察です。必ずしもすべてのケースにおいて当てはまるわけではありませんので、一つの参考意見としてお読みいただけますと幸いです。

なお、各自治体の新型コロナによる試験の変更状況については、次の記事も参考にしてください。

どのような試験内容の変更が多くなっているのか?

筆記試験での変更

新型コロナの影響による筆記試験の変更では、一般教養・教職教養・論文試験が中止となっているケースが目立ちます。逆に、専門教科の試験を中止にしているところはほとんどありません

各自治体とも、3密状態をなるべく避けて試験を実施することを検討していると思われます。そのため、試験会場が変更になったり、試験時間をずらして実施したりすることも考えれらますので、各自治体からの案内を注視しておきましょう。

面接試験や集団討論の変更

面接試験では、やはり新型コロナへの感染防止の観点から、3密になりやすい集団面接や集団討論の中止を決めた自治体が目立ちます。逆に、個人面接については実施する自治体がほとんどではないかと思われます。

実技や模擬授業などの変更

実技試験についても、多くに自治体で取りやめが相次いでいます。特に多いのが、小学校では体育と音楽の中止、中学校・高等学校では保健体育のうち水泳の中止が目立ちます。また、実技試験の全てを中止という自治体もあります。受験する学校種や教科によっても違いが出てくるところですので、自分の受験する区分の変更をしっかり確認することが必要です。

また、模擬授業などの実演系の試験を中止する自治体も多いです。実技や模擬授業の中止によって、特に2次試験では個人面接にかかる比重が大きくなることが予想されます

試験内容変更で試験結果に影響は出る?どう対処する?

筆記試験の中止は、現役生に不利?

筆記試験の中止は、現役の大学生にとっては不利に働く傾向が強いと思います。通常、講師として現場で働きながら教採の合格を目指している人は、筆記試験の勉強に腰を据えて取り組んでいる時間はありません。したがって、現役の大学生のほうが筆記試験への対策はしやすいと言えるのですが、その筆記試験が削減されてしまうのは、現役生にとっては少し不利かもしれません。ただし、多くの自治体では、専門教科は実施されることと思いますので、その試験を満点にする気で勉強しましょう!

勉強したことや対策したことを無駄だと思ってはいけない!

例えば、教職教養の筆記試験が中止になってしまったとしたら、必死に対策してきた人は損した気分になり、逆にまだ全く手をつけられていなかった人は内心でラッキーと思っていることでしょう。しかし、そうとも言い切れないのではないでしょうか。

筆記試験のために勉強してきたことは、必ず他の面接などの試験で役に立ちます。例えば、面接時に生徒指導に関する質問があったとしましょう。教職教養の勉強をしっかりしてきた人は、生徒指導提要の内容に基づきながら、知識+経験でしっかりと答えを言えるはずです。ところが、教職教養の対策をせずに来た人は、きっと知識の裏付けのない答えに終始するはずです。

勉強したことや対策したことを、無駄なことをしたと思って捨ててしまうのは間違いです。それが無駄になるかどうかは、あなたの心がけ次第です。その勉強や対策は、教員採用試験の中で別の形になって役立つ時が来ます。

個人面接の対策に工夫を!

試験内容を変更している自治体では、変更の通知の文書の中に「中止した試験で評価することになっていた観点については、個人面接で評価の対象とする」などの文言が入っていることが多いです。

例えば、集団討論を中止にした場合、そこで評価するはずだった協調性や思考力などを、個人面接の場で評価するということです。つまり、昨年度までの個人面接では聞かれなかったような内容が今年度に限っては聞かれる可能性があるということです。

もっとも単純な形でいえば、集団討論で出題予定だった設問を個人面接で出題し、あなたの意見を述べさせたり、あえて違った意見を面接官が出して、それに対するあなたの反応を見たり等、中止した試験と近い内容を再現してくる可能性もあります。

したがって、先ほど述べたこととも重複するのですが、対策してきたことは無駄にはならないと思いますし、むしろ、試験が取りやめになったからといってその対策を全くやめてしまうことは危険かもしれません。

マスクの準備や検温などへの対応ができるように!

今年度の教員採用試験の実施にあたって、試験会場への立ち入りの際にマスク着用の要請や検温の実施を行うとしているところもあります。マスクを忘れてしまったことで試験が受験できなかったなどのミスがないように、あらかじめ持ち物をしっかりと確認しておきましょう。

また、試験2週間前からの検温を実施しチェックシートに記入するように要請している自治体もあります。体温計の準備など、直前になって慌てないように今から調達しておきましょう。

まとめ:これまで準備してきたことの中に無駄はない

筆記試験、面接試験、実技試験など、教員採用試験にはさまざまな内容の試験があり、それぞれに対策法があるのも事実です。しかし、たとえ、そのうちのいくつかの試験が中止になったとしても、その試験のために努力してきたことは決して無駄にはなりません。

なぜなら、試験の方法は違っても、すべては教員採用試験であるからです。つまり、どの試験においても「あなたが教員となるにふさわしい人か」を試しているということに変わりはありませんこの根底を忘れない限り、準備してきたことはどこかで絶対に報われますし、そう捉えられる人こそ合格に近いと思います

当サイトでも、可能な限りの最新情報をお伝えしていきますので、今年度の合格を目指して準備を進めていきましょう!

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